地元、大月浅利地区の神田神社で春のお祭り(春季祭典)が実施されました。
神田神社は、とても小さい質素な神社ですが、歴史的に由緒ある神社です。
『甲斐国志に御岳権現浅利村、本村産神とあり、また慶応四年の社記には
祭神大己貴命、少彦名命、素盞鳴命(御岳社)とある。
大正十三年刊行の北都留郡誌には村社神田神社、社殿は安政五年流出し
再建せずと、度々の災害にて社地を転じ、社名も改まり現在に至つてゐる。
明治六年村社に列せらる。』
今年は新型コロナのため、浅利地区役員と祭世話役(小生)のみで厳かに
実施されました。
宮司様による神々しい儀式が行われ、改めて神道の深さを感じたのです。
やはり、神道の儀式に参加することは、日本人の魂を見つめ直すのに
とても大切ですね。
改めて、日本人に生まれて良かったと思いました。
写真をどうぞ。
https://www.facebook.com/people/Kiminori-Orikasa/100008017509570
その後、簡単な直会が行われ、最初は質素に行われていましたが、
その内、いつもの如くただの宴会に・・・。
更に、祭り世話役長(氏子総代、元中学校校長)の家の縁側で反省会。
採れたての山菜のおひたしや野菜の煮つけを肴に更にお酒は進みます。
ここで、とても重要なコメントがあります。
中国出身の女性の方のフェースブックより
『今日は素敵な出会いがありました。
朝9:00山に行く途中、ちょっと素敵な神社を遠くから見えましたので
登山ルートを外れてちょっと寄ってみました。
そうすると地域の方々はお祭りの準備をしていて、
「来てください、後で御神酒を沢山あるから飲めるぞう」
と誘って頂きました。
けど、お祭りは12時なので丁度山頂付近だから間に合わないね、
でもありがとうと伝え、行こうとしたところ、
「山は毎日あるけどお祭りは今日だけですよ。」
と言われ心が激しく揺れました。
日本に長く住んでましたが御神酒は飲んだ事がないね。
結果、登山を早めに切り上げ、お祭りを参加 (乱入?)させて頂きました。
二次会は会長(元校長先生)のお家に場所を移り、また飲むわ飲むわ。
校長先生の奥様が旬のお野菜と山菜で作った数々のおつまみをつまみながら、
飲みばなし、食べばなし、笑いばなしの半日でした。
山に行くつもりの私ですが、山梨県大月市賑岡町浅利の方々と出会い、
楽しい、そして温かい1日でした。
皆様、ありがとう。謝謝。
秋にまた会おうねと約束し、奥様の手料理のお土産を持って、駅まで送って頂き、
皆様とお別れしました。』
「山は毎日あるけどお祭りは今日だけですよ。」 さすがの決め言葉!
中国の方に喜んでいただけて、日本人に生まれて良かった! です。
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