10月22日(土)は1ヵ月ぶりに塩山恵林寺の早朝坐禅に参禅してきました。

恵林寺は武田信玄公の菩提寺で山梨県でも由緒ある臨済宗のお寺です。

「心頭を滅却(めっきゃく)すれば火もまた涼し」

信玄公死後、織田信長勢に僧衆老若は残らず山門に追い上げられ火を
かけられた時、当時の住職の快川禅師が法衣を着、扇子を持って端座し、
この偈(げ)を発し焼死したという。

現在の恵林寺の御住職は古川老大師様で、位で言えば大師の上が老大師で
臨済宗の中でも高僧にあたります。

小生は3年連続で長期講座を受講しており、大月で会食の時小生の家に
お招きして隠れ部屋と大月折笠美術館(トイレ)を観ていただきました。

よって、禅については古川老大師様が小生の師になります。

禅については講座や坐禅会の講話、各種書籍によりかなり難しいことまで
勉強しております。

ところが先日、ある会合で素人様から「禅」って何?と訊かれて、
すぐに答えられなかったのです。

一瞬、今まで習って考えていたことと行動に移していることが全くぐちゃぐちゃに
なっているんです。

やたら難しい単語や熟語が出てきて、自分でも理解できない様な難しいことを
しどろもどろに説明しているんです。

その反省も込めて、今回坐禅会には早く行って、静寂なまだ薄暗い部屋で
坐禅坐りをしながら禅の本を熟読しました。

この本は老大師様のたいへん親しい期待の若手細川晋輔老師様が書かれた
「迷いが消える禅のひとこと」と言う本です。

実はこの本は晋輔老師様に小生のエッセイ本を贈呈したお返しにいただいた
記念すべきサイン入りの本なんです。

ここでは、禅についてたいへんわかりやすく書かれています。

『禅の教えは、難しいものではありません。
 禅の教えに凝縮されているのは
 「ひとが前向きに生きていくための智慧」
 であります。
 
 坐禅はこころの中にある、さまざまなゴミを捨てるためにあるのです。

 外にしあわせを求めるのではなく、いま目の前のことにしあわせを
 求めていくことです。』

どうです皆さん、わかりやすくて簡単でしょ。

お坊様が読む禅書はもの凄い量があり内容もとても難しいものばかりです。

それを咀嚼して我々にもわかる平易な言葉で語れるのは凄いことだと思います。

簡単なことを難しく語ることは簡単、難しいことを簡単に語れることは難しい。

難しいことを簡単に語ることができるのは、その内容を広く深く濃く理解して
自分のものにしているからこそできることだと思います。

我々も1つでも良いからそんなものを持ちたいですね。

 

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