5月はAIのDify強化月間(自己満足の世界)、さて対象案件はどうするか?AIと相談しました。

5つの候補を提案してくれました。

結論、以下としました。
5.戦国史リサーチ・ナレッジベース
小山田信茂×浅利信種など一次史料・論文 PDF を集約し、年表・拠点 MAP・人物相関図を対話で取り出す研究支援ツール
Knowledge Base+RAG で史料検索、画像生成プラグインで簡易マップ作成
郷土史研究会での一次史料整理・講演資料作成経験を最大化

それでは今回はそれを更に深堀していきます。

■ 何ができるようになるか
一次史料・論文 PDF をアップするだけで、チャット形式で「○年の出来事」「両武将の関係図」「当時の拠点地図」を即取得

検索漏れ・引用ミスを防止:RAG(Retrieval-Augmented Generation)が PDF 内全文を読んで裏付け引用を返す

ビジュアル生成:拠点マップや簡易相関図を Dify の画像生成プラグインに渡して自動作図

共同研究も楽々:URL 共有や Slack 連携で研究会メンバー全員が同じナレッジベースを利用

■ 事前に用意するもの
一次史料 PDF:古文書翻刻、信長公記など(OCR 済みでなくても可。後述の手順で OCR 化)

学術論文 PDF:CiNii・リポジトリからダウンロード

地図画像(任意):国土地理院古地図、甲斐国絵図など

■ 実施ステップ(初心者向けにゆっくり解説)
Dify アカウント作成 & プロジェクト新規作成

1.Dify アカウント作成 & プロジェクト新規作成

  • ブラウザで sign-up → 「Create New App」をクリック
  • App タイプは Knowledge Base Q&A を選択すると最短で始められる

2.PDF をアップロードして OCR

  • 画面左の Knowledge BaseUpload
  • 画像だけの PDF は「OCR を有効」にチェック → 自動文字起こし
  • アップ後、フォルダ名を「一次史料」「論文」などに分けておくと検索精度アップ

3.メタデータタグ付け(超重要!)

  • 例:「年代:1573」「人物:小山田信茂」「場所:岩殿城」
  • 後のフィルタ検索やタイムライン生成で威力を発揮

4.チャットフローを組む

  • Prompt に「あなたは戦国史研究支援AIです…」など役割を設定
  • 工具マークから Timeline Builder Image Generator などプラグインをドラッグ
  • 分岐 (条件判定) は「ユーザー入力に “年表” が含まれる場合→Timeline Builder」程度でOK

5.画像生成プラグインで “拠点マップ”

  • プロンプト例:「甲斐国・信濃国境を示し、岩殿城・箕輪城の位置を赤いピンで示す2Dマップ」
  • 出力された PNG をチャット内でインライン表示 → 右クリック保存も可

6.RAG の答え方を調整(温度 & 引用設定)

  • Settings › LLMsTemperature を 0.2 に下げる → 史実系回答を安定化
  • Answer with citations を ON → 出典ページを自動脚注

7.テスト → 改善

  • Q:「1582 年 3 月の小山田信茂の動きを年表で示して」
  • 出力が曖昧なら ➜ アップした史料に不足がある/タグが粗い → 追加アップ or タグ修正

8.共有 & バックアップ

  • Deploy › Share Link で公開 URL 発行(閲覧のみ・編集権限つきで切り替え可)
  • 定期的に Export KB ボタンで ZIP 出力 → ローカル & クラウドに保管

■ つまずきポイントと解決ヒント
PDF が重すぎてアップできない → 50MB 超なら ilovepdf 等で分割

OCR 誤認識で漢字が崩れる → Google Drive OCR → テキスト貼り付けで精度向上

固有名詞ゆらぎ(例:小山田⇔小山田氏) → タグを両方登録 or 同義語辞書を追加

マップが雑 → 無料地図タイル(Stadia Maps 等)URLをプロンプトに添えて指示すると改善

■ 継続活用アイデア
講演資料を自動で PowerPoint 化:チャットで「この回答をスライドに」→ python-pptx プラグイン呼び出し

史跡巡りアプリ連携:位置情報タグを付けて、現地で解説を音声読み上げ

中高生向け歴史ワークショップ:質問テンプレを作り、スマホで体験型クイズ

■ポイントまとめ

「PDF を突っ込む → タグを付ける → チャットで聞く」だけでも十分便利

RAG の強みは “根拠付き回答”。学術発表や講演で「出典どこ?」に即答できる

画像生成を絡めると研究会のスライドが一気に華やぐ

Dify は UI が直感的。プログラミング未経験でも数時間でプロトタイプが完成します

これで初心者でも迷わず「戦国史リサーチ・ナレッジベース」を構築できます。ぜひ郷土史研究の新しい武器として活用してください!

折乃笠は「小山田信茂公と浅利信種公の関連性」の探求の中でボチボチ進めて行きます。

 

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