「折乃笠のもう1つの顔」は、なんだと思いますか?

助平!

あのね。
まあ当たっています(笑)が・・・
それは鉄ちゃん、鉄道評論家の顔です。

それでは、これから毎週「鉄ちゃんが語る」シリーズをお送りします。

その1は、小生がもっとも身近に感じる中央線です。

皆さん、中央線は、どこからどこまでだか御存じですか?

中央線、正式名称中央本線は、東京駅から長野県塩尻駅を経由して
名古屋駅までをいいます。
残念ながら、直通列車はなく、特急で言うと新宿から松本の「あずさ」と
名古屋から長野の「しなの」があります。

小生、名古屋出張の時、乗り継いで大月まで帰ってきたことがありますが、
名古屋駅から塩尻駅はJR東海、塩尻駅から東京駅はJR東日本の管轄のため、
まったく違う路線という感じでした。

ただし、特急「しなの」で既に飲み過ぎしまい、特急「あずさ」では気を失っていたため、
あまり覚えていませんが・・・。
実は、小生、飲鉄なんですよ。 ← 聞いてないよ。

さて、皆さん中央線について、どんな印象をお持ちですか?

小生、いっぱいありますが、ベスト3は以下です。

ベスト3 あずさ2号
皆さん、「狩人」の「あずさ2号」という歌を知っていますか? 古!

今聞いても、名曲ですね。
♪8時ちょうどの~あずさ2号で~ 私は私はあなたから~旅立ちます~♪
小生、このフレーズが切なくて大好きなんですよ。
新宿駅を8時に出るあずさ2号で、ある女の人が好きな人を忘れるために
信濃路へ旅立ちます。
現在、列車のダイヤ改正がされていて、特急は下りが奇数、上りが偶数のため、
あずさ2号は松本発のみになってしまったのです。
よって、この歌のシチュエーションは無くなってしまった。
が、実は現在、新宿行きあずさ2号は大月駅を8時に出発するのです。
そして、大月駅の駅員さんのアナウンスは
「8時ちょうどの~あずさ2号が~まいります~。」
「8時ちょうどの~あずさ2号が~出発しま~す。」
そして、そこに居合わした小生は
♪明日、私は旅に出ます~♪
と歌い始めるのでした(笑)。おそまつ。
いやあ~ 中央線ってロマンチックですね。

ベスト2 長距離通勤電車
皆さん、東京発の中央線のオレンジ色の通勤電車はどこまで遠くへ行くか知ってますか?
走なんです。大月を越えて遥か遠く、富士急線の河口湖まで行くんですよ。
その走行距離114.4キロメートル、所要時間3時間3分。 凄いと思いませんか?
特急並みですよね。
ちなみに特急「はちおうじ」は東京から八王子で47.4kmです。
情けねえ~!
何故、こんなに長距離を走るのでしょうか?
小生の推察では、富士急の不動産的戦略で、中央線の通勤電車が走る街と言うことで、
分譲住宅を高く売っているのではないでしょうか?
と言っても、富士急の駅は半分近くが無人駅で超田舎駅なのですが・・・(笑)。
さすがに、毎日河口湖駅~東京駅まで通勤している人はいないと思いますが、
その途中の都留から新宿駅まで通勤している人はいるみたいですね。
いやあ~ 中央線ってダイナミックですね。

ベスト1 ちょっと一杯
通勤の帰りは、いつもおもしろい光景がありました。
ちょっと昔は、中央線には新宿発や立川発の甲府行や小淵沢行の青色の
電車がありました。
小生もこれで帰ることが多かったのですが、おもしろいのがその電車が高尾駅を
出発すると、あちこちで「シュパ」「シュポ」という音がし始めるのです。
その内、ツ~ンとビールや日本酒の匂いとサキイカやイカの燻製の匂いが
してくるんですね(笑)。
走なんです。家まで待ちきれないおじさんたちが、ちょっと一杯始めるのでした。
その顔ったら、これ以上幸せはないという顔をしています。
いいんですよ、おじさん。一日頑張って働いたのですから、その御褒美です。
中央線の電車の中は、お酒とイカの匂いで幸せいっぱいです。
小生は? もちろん参加していますよ。
いやあ~ 中央線って幸せですね。

以上、皆さん、中央線は如何でしたか?

是非、乗りに来てくださいね。

今日も魅力的な中央線の電車の汽笛が小生の家まで聞こえてきます。

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