小生、禅は、”人は如何に生きるべきか”を深く考え実行するための
ヒントを与えてくれる非常に有効な手段であると思っています。
決して、その答えを教えてくれるわけではなく、ある意味では
もがき苦しみながら自分で道を探すしかありません。
よって、坐禅をしたからって、直ぐ答えが見つかるわけでも
ありません。
それでも、坐禅は、調身、調息、調心(姿勢を整える、体を整える、
こころを整える)を実施。
心地よい気分になり、得るものはたくさんあります。
小生、禅の実践として、先日お話した山梨塩山恵林寺の早朝坐禅会参加、
関連書籍を読む、そしていくつか禅講座に参加しています。
その中で特に大きな講座として、我が師の恵林寺住職・古川周賢老大師の
講座(4時間/回×6回、2週間に1回)に去年初めて参加しました。
予習、本番(坐禅2回、講義)、レポート提出等で結構たいへんですが、
少し身になりました。
今年も参加致します。
今年はコロナの影響でオンライン講座となり、第一回目が昨日5月30日(土)
に2時間30分行われました。
オンラインは最初???と思っていましたが、じっくり考えてから発言できる、
参考資料や本を置いておける、直ぐにパソコンで関連資料が見られる等の
メリットがあり、なかなか良いと思っています。
もう一つ、講座受講のため東京の丸の内まで行かないで、大月の我が家で
受講できます。
オンライン坐禅も講義の前後に15分実施しますが、この時は精神集中するために
画面OFFとなります。
ここで、受講者が真面目か不真面目かの見極めができると思います。
残念ながら、小生は後者。
トイレ1回、家内が間違って運んできたコーヒーとビスケットを完食。
画面ON時、悟りを得たような顔をしています。
実はこんなお話ができるのも、古川老大師は頭の良い立派な禅宗の高僧ですが、
本音と建て前をしっかり持っておられて、難しい話の後必ず本音の話を
してくださいます。要は一本筋が通っていれば、少し位脇にそれても良いという
お考えです。(たぶん)
「皆さんはこの難しい禅の講義の後、1分も立てば忘れてしまうでしょう。
私みたいな坊主と違って、皆さんはとても忙しい身である。
禅の実践をしろと言っているのではない、講義の中で一つでもきずきがあれば良い。
そして、それを自分の言葉としてほしい。」
などなど。
次回6月13日(土)は講義と坐禅の後、オンライン飲み会が予定されています。
どんな面白い爆弾発言があるか、今からとても楽しみです。
ただし、小生は酔っぱわらないで発言を覚えていなければなりません、ね。
それも、禅の修行です。
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