小生にとってなくてはならないものにメモ紙があります。
思考の出発点で、頭の中がモヤモヤしていて全然固まっていない時から、
メモ紙に文字やら図形やらグラフやらを書き始めます。
そして、漬物ではありませんが、しばらくほったらかしにしておいて、
再び追記していきます。
その後、ある程度、思考が固まり、話の骨子ができてきたら、初めてパソコンに
向かいます。
短いもので数分や数時間、長いもので一週間、一ヶ月なんてものもあります。
(ぬか味噌にキュウリを1ヶ月漬けて置いたら、キューリのキューちゃんに
なってしまいますね。)
小説、エッセイ、報告書、ホームぺージ、フェースブック作成時にそうしています。
唯一、ほとんど考えずにパソコンに向かうものはツイッター、鳥の様に可愛く
つぶやくためです。うふ。
これに使うメモ紙は2種類、1つはA4版の印刷に失敗した裏紙やノートの残り紙、
もう一つはダイソーのカラーメモ紙。
A4版は、伸び伸びと大きく、ボールペン4色を使って、ビジュアルにメモります。
誰にも見せない見られないという自由の中、柔らかな発想を引き出します・・・。
が、小生、だいぶ頭が硬くなってきて、半熟たまご状態ですが・・・。
ダイソーのカラーメモは、一枚一枚使いまくる。
場合によると文字を1文字しか書かなくて捨ててしまう場合がありますが、
ポイントはストレスを溜めないこと。
メモ紙10枚で、57577の短歌が1つできた、なんてこともあります。
以上、メモ紙は小生にとって創造の出発点なのです。
3月20日の読売新聞から
『東京大などの研究チームは19日、紙の手帳にスケジュールを書き留めると、
スマートフォンなどの電子機器を使う時よりも短時間で記憶でき、
記憶を思い出す時には脳の活動が高まることがわかったとの研究結果を、
海外の専門誌に発表した。
チームの酒井邦嘉・東大教授(言語脳科学)は「教育現場で電子機器が
多用されているが、紙媒体による学習の方が、記憶がより定着しやすいことが
示された。
脳で扱える情報が多くなることで、豊かな創造性にもつながるはずだ」と話す。』
東京大の研究チームが、小生に声を掛けてくれなかったのは残念ですが(笑)、
是非、皆さんも自分のやり方でメモってみて下さい。
新しい創造が生まれますよ。
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小生もメモ紙派です。
仕事でレポートを作成する際には、頭の中にあるアウトプットのイメージをA4用紙(もちろん裏紙を使用)に背景・目的、比較対象、必要な情報、使用するイラストや写真など、それから結論と考察をざっとメモって骨子が固まって、材料を揃えてから、パソコンで料理を始めます。
いきなりパソコンに向かったほうが効率的ではと言う人がいますが、そういう場合もあると思いますが、小生はまず頭の中のイメージをメモ紙に書くことによって、イメージ通りのアウトプットを出せるのか? 何が足りないのか?ストーリ性はあるのか? などを頭の中で創造することができ、結果として依頼者と方向性の共有化ができて効率的だと考えています。
あと、数時間~1日寝かしておくことで新たなアイデアや発想の追加に繋がることも何度も経験しています。
ぶらっと一人旅でも、メモ紙は必需品です。
五感で感じたことをメモったりユニークな句を詠んで、旅が終わった後にそのメモを見ていろんなことを思い出しながら、レポートにします。
だからメモは重要なんです。
ビジネス手帳にもスケジュールはもちろん、その他の情報(買い物リストなども)も書き留めているので、手帳を見返すと自分の行動パターンなども分かってしまうので、失くしたら大変です。(スマホと同じくらい)
そのメモ紙に書いているのは、ボールペン4色も時々使いますが、SAILORの万年筆(カートリッジ式インク)を愛用しています。そんなに高いものではありませんが、スラスラと書けるので、6年くらい使っています。