昨日 コロナ感染拡大防止に係る緊急事態宣言が発出されましたが、
ロックダウンではなく、海外からは生ぬるいとの声が上がっています。

小生は、これに対し、日本には「日本型」の戦いがあると思います。

作家の竹田恒泰氏(元皇室、上皇様の従弟)は、7日付のツイッターで、
新型コロナウイルス感染拡大を受けての日本政府の緊急事態宣言が、
海外から強制力がないなどと厳しい指摘を受けているニュースを挙げ、
「強制力が無いとどうにもならない『民度』の低い国から見たらそうだろう」と
反論した。

また、現役エンジニアで生活評論家のSF氏は、
「日本はいわば長期的な活動で封じ込める戦略だと思います。
日本人の結束力の強さで1ヶ月でピークアウトさせ収束の目処を付けたら、
東日本大震災の時のように、また世界中から賞賛を浴びることでしょう。
私たち一人ひとりがこのコロナに本気で向き合うことが大切です。
日本人の結束力の素晴らしさを世界に示しましょう。」と言っています。

小生も、お二人の知識人の御意見に大賛成です。
まさしく、このことが日本人による「日本型」の戦いだと思うからです。

ここから、東日本大震災後、小生のブログで紹介した
世界が見た素晴らしい日本人の具体例です。

『オランダ人はサッカーの試合でも同じなのだが、予想外のことが起こると
 驚いてしまい、そこで初めて慌て出し、パニックになり大騒ぎする性質を
 持っている。
 そんなわけで、日本人に対し、津波や地震に備えた訓練と教訓を小さな
 子供たちまで知っていて、それを冷静に実行できるということに、畏敬の念を
 抱くのである。
 オランダからはボランティアで多くの若者(ほとんどが介護士になる
 教育を受けている人)が来日し、被災地でツイッターなどを利用しながら
 現状をライブで伝えていた。
 彼らの意見でもっとも多かったのが、「被災者を助けるために現場へ
 行ったのに、その惨状は目に余りすぎて、私たちのほうがすっかり打ち
 ひしがれてしまっだ。
 それなのに、逆に被災者の方々から励ましの言葉をかけてもらったり、
 手袋を貸してもらったり、絆創膏を貼ってもらったり……。
 日本人というのは、どこまで忍耐強く、そして礼儀正しいのだろう。
 だからこそ絶対に、彼らはまた前進して行くだろう!」というものだ。
 そんな若者たちの生の報告は、オランダ人に感動を与えたのだった。』

『3月17日‥帰国
 午前11時に東京に到着、成田空港に向かう。香港入管の協力で飛行機の
 座席を押さえ、香港に戻った。
 香港到着後、永沢さんには無事帰国を伝える電話を入れた。
 彼らは自分のことのように喜んでくれた。
 日本では無数の余震が起きたが、菓さん夫妻はまた日本を訪れたいと言う。
 妻の黄桂香さんはきっばりとこう語った。
 「ぜひまた日本に行きたいです! 私たちを泊めてくださったあの家庭を訪れて、
 お礼を言いたいです」
 取材に応じる黄桂香さんはきわめて冷静な口ぶりだったが、永沢家での6日間の
 出来事を思い出すと涙を抑えられなかった。
 「隣同士も分け隔てありません。あるとき、近所の人がやって来てカレーライス
 ができたから食べませんか″と私たちにも言ってくれました」
 涙が込み上げるなか、彼女は続ける。
 「とても感動しました。このように他人を思いやり、助け合うことが中国人に
 できるでしょうか。
 私は恐怖心から泣いたりはしません。
 彼らに感動して泣いているのです」』

読んでいる小生まで、感動し泣きそうです。
「日本型」の戦い、頑張りましょう。

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