HP『折乃笠公徳 情報の森』”宮田俊雄の部屋”の宮田様(小生の元上司)
のお兄様は防衛大学卒業のパイロットでした。
弟の俊雄様談です
『68 歳で早逝してしまった兄の宮田豊昭は、ホームページに数多くのエッセイを
 書き残しています。
 兄は、固定翼(飛行機)、回転翼(ヘリコプター)、滑空機(グライダー)と乗り継いだ
 生粋のエアマンでもありました。
 人生の多くの時間を空で過ごした兄は、普通の人とは視点が違っていました。
 そのユニークな人生観は、特筆に値し、熱狂的なファンがたくさんいました。
 私もその一人でした。
 兄のホームページ「宮田豊昭の部屋」から抜粋して、含蓄に富んだ
 ”航空機の脚”の話を紹介しましょう。』
下記HPに投稿致しました。
http://johohoko.com/%E5%AE%AE%E7%94%B0%E8%84%9A%E3%81%AE%E3%81%B2%E3%81%A8%E3%82%8A%E3%81%94%E3%81%A8.pdf
小生、全文読ませていただきました。
特に感じたことを箇条書きにすると
 1.かなり広い深いいろいろなジャンルの知識をお持ちになる。
   それを巧みに組み合わせて、独特のお考えをなされている。
  ex.話の導入部から、ダーウインの進化論からはじまり、アウストラロピテクスの
     脳の大きさを語り、進化の最初は脳ではなくて脚であったらしい.直立2足
     歩行が手を解放し、上手に動かすために脳が発達したと語る。
     そして、はじめに脚ありきが面白い。知性より前に、何かがあるのは
     嬉しくてしようがない。だから飛行機やヘリコプターや鳥類でも、
     脚にもっと敬意が払われてもよいと考えていると結ぶ。
 2.随所に下町言葉がさく裂し、親しみやすい。
   ex. ・まあ屁理屈でもいいではないか。
 3.飛行機屋さんが『脚』に対し.熱弁するところが超ユニークである。
   ex.空を飛ぶのが飛行機の使命である。日本人なら信じて疑わない。
      不器用に地上を歩く足に合わせ、飛行機を設計するなどは
      本末転倒もよいところ、アホではないかと思うだろう。あり得ないことだ。
      ところがグラマンはこの脚でアメリカ海軍御用達(ごようたし)となり、
      主力艦上戦闘機メーカーとしての地位を勝ち取ったのだから面白い。
      まさに足から始まった会社なのである。
 4.ヘリコプターで相当御苦労された。
   ex.ともかく、ヘリコプターの脚は飛行機の脚と違うのだ。
      重いヘリコプターのキャプテンは気骨が折れる。
上記は一部抜粋ですが、是非お時間のある時にお読みください。
特に航空機がお好きな方は、超面白いと思います。
お兄様は一流のパイロットであったと同時に一流の知識人であったと
推察致します。
◆ホームページにお戻りの方が下記をクリックして下さい。
 http://orinokasa.com/index.html
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生粋のエアマン! カッコイイし憧れですね。
小生は高校時代から、機長になることが夢でしたが、結果 近眼となってしまい就職試験を断念しました。(当時は今もかな?コンタクトレンズはダメでした)
機長になったら世界各国に飛んで美味しいもの食べたり見たりできるし、もしかしたら綺麗なキャビンアテンダントを彼女にできるかもとか・・・キャプテンはいいなぁ~って! 動機が不純でした。だから、なれたとしたら チョイ悪エロキャプテンになっていたかもしれません。
今となっては、商用車メーカーの開発部で好きな設計の仕事が出来て良かったし、正解だったと思っています。
それから、脚ありきの話は小生もそうだと思います。
人間は足とか手(指先)をある目標を達成するために、繰り返し繰り返し練習して鍛えれば、脳より先に覚えていて動いてくれます。小生が実感したのは、昇格試験を受けるとき、論述試験のテーマを予測して、何回も手で書く練習をしていたので、手が覚えていて、さらに脳も活用して、満足する論述ができました。
だから、よく言われているように、脚と手(指先)を鍛えることは、脳の活性化にも繋がりますから、意識して生活の一部に取り入れたいと思います。