米国史上最多の1億6000万人を超える有権者が投票したとされる
歴史的大統領選、その勝敗を分けたものは何だったのでしょう?

最後は両者の人間性だったのではないでしょうか?

我々日本人から見ると、明らかに両者は対照的で、道徳観、誠実、誠意、
思いやり、そして潔さの面で違います。

先回の選挙では、両者共その面で似たり寄ったりな感じで、最終的には
声が大きかった方が勝ったという感じでした。

今回は明らかに違いがあったように思います。

ここで、面白いデータがあります。
投票の理由の中で、氏の人格を重視して投票したと回答した人々は15%、
大多数が政策を投票の決め手にして、その中でも決め手としていたのが
「経済政策」だったという結果です。

一方は氏の人格を重視して投票したと回答した人々は30%と倍もいたと
言うことです。

経済政策か人格か? その選択を迫られた米国民は、結果的に後者を選んだと
いうことです。

イメージ、アメリカ人はドライで実用主義に思われますが、やっと目覚めたのか、
よほどひどい目にあったのか、いずれにしても良い方向に向かいそうですね。

11月3日の投開票日、ドジャース球場の投票所で、大統領選で初投票したという
エルサルバドル人移民の女性の言葉の紹介です。
「現在は政党の違いや政策の違いを超えた大きな問題を抱えています。
それは人間性という問題です。自分のことしか考えていません。
一方は国民の気持ちを、痛みを、わかってくれています。そこには愛があるから」

アメリカ大統領選、アメリカだけでなく世界中に大きく影響するような一大結果が、
”愛”という言葉で言い表せるならば、アメリカや世界はより人間的に生きられる
平和な世の中になる可能性は高くなると思います。

少しでも、我々日本人も主体的に貢献していきたいですね。

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